丹羽療法では化学薬品は使わないのですか?

丹羽療法にご興味をおもちのお客様から、時々質問される内容ですが、「丹羽先生の丹羽療法ではステロイドや抗がん剤などの化学薬品は使わないのでしょうか?」というお問合せを頂きます。

土佐清水病院には、癌、膠原病、リウマチなど多くの難病の患者様がご相談に来られます。初めて丹羽療法を受けられる患者様やご家族様に丹羽先生は治療法や使用するお薬について説明をし、ご納得の上丹羽療法を受けて頂いています。
そのご説明の中で「使用するお薬」について以下のように丹羽先生は説明しています。

「95%は私の開発した生薬を使いますが、西洋医学の教育も受けていますので、5%は化学薬品を使います」

以下、丹羽先生の説明を引用。

最初に申しておりますように95%は私の天然の生薬を、癌、膠原病、難病の患者さんに使っていますが、5%は化学薬品を使うと申しております。

その使用基準は、癌の中でも7~8割は抗癌剤で完治する子供の急性リンパ性白血病、精嚢癌、また2~3割はうまく抗癌剤でコントロール出来る悪性リンパ腫の患者さんには、たとえ患者さんに苦しみが伴っても、治るのですから抗癌剤を使います。
次にアトピー患者さんの全身超重症の皮疹でかゆくて夜も眠れず、学校、会社にも行けない、結婚・恋愛の破断、中断など社会生活から抹殺された患者さんに私の開発した天然の抗酸化剤エキス(ステロイドの副作用を抑制する)を入れた低濃度ステロイド軟膏療法を行い、社会復帰させてあげています。
生命を奪うような重症なSLE、皮膚筋炎は、私の天然の生薬で治療し、効なく、生命も危険な場合は、私の天然の生薬の併用でステロイドの量をなるべく少なくして、生命を救うためにステロイドを敢然と使用します。(以下省略)

そしてあくまで患者さんの事をよく考えて、病気とその人が生きていかないといけないことを比較し、尺度にかけて治療していることを説明させて頂きます。

丹羽療法は、西洋医学と自然回帰、その両極端のいずれにも組することなく、西洋医学の長所、漢方的な長所を色々組み合わせて、比較考量しながら、最も患者さんのためになる医療を提供しようとしているのです。

以上、丹羽先生の説明から引用させて頂きました。

丹羽療法は、その患者様の状況に応じて、化学薬品を使用するメリットを見極めたうえで使用していくことを事前にご理解くださいませ。

詳しくは土佐清水病院ホームページをご参照下さい。
土佐清水病院「比較考量の必要性を考える」
土佐清水病院「私の治療方針の患者さんへの説明」